お薬について

処方せんについて

当院では、医薬分業を実施しているため、外来処方は原則として、「院外処方せん」となっています。

  • 医師は診察後、必要があれば、現在のあなたの症状・体質にあった薬を処方します(「院外処方せん」に記載されます)。
    お薬がある方は、診察終了後に病院受付で「院外処方せん」をお受け取り下さい。
  • 「院外処方せん」を受け取られたら、お名前、お薬の内容などをご確認下さい。
  • 当院では2017年より、院外処方せんに患者さんの検査値を印字しております。これは、処方せんを受け取った調剤薬局でも患者さんの状態を確認し、薬物療法をより適切に行うことを目的としております。(万が一、処方箋と同時に検査値を提示することにご都合が悪い方は、検査値の部分を切り取ることもできます)
  • 「院外処方せん」の有効期間は、発行日を含め4日間です。必ず4日以内に病院外の保険薬局へ提出し、お薬の交付を受けてください。
  • 患者さん自身がご利用しやすい保険薬局(保険薬局、保険調剤、処方せん受付などの表示があります)をご自由にお選び下さい。
    お薬についてご意見やご質問がある場合は、医師または薬剤師にご相談ください。

 

お薬手帳について

お薬手帳は、処方薬についての情報を添付することで、自分の処方薬の服用歴を把握するためのものです。医師、薬剤師などの医療従事者がそのお薬手帳を確認することで、薬の重複や飲み合わせの悪い薬などをチェックすることができます。

※複数の病院にかかっても、同じお薬手帳に情報を添付しておきましょう(シールを貼付してもかまいません)。また、普段使用している医療用医薬品以外の市販薬(一般用医薬品)や健康食品(サプリメントやハーブなど)の内容、アレルギーの有無、ご自身の血液検査値などの記載も、お薬の適正使用のために役立つと思います。

 

入院時の持参薬について

当院では、現在処方されている薬剤を持参し入院された場合、その持参薬を医師の指示に基づいて継続使用する場合があります。もちろん、院内の処方薬と並行して服用していただくこともあります。このため現在使用中のお薬やこれまでのお薬の使用記録を正確に把握する必要があります。よって、お薬手帳などを利用して現在使用している薬剤の情報はできるだけ正確にスタッフに伝えてください。また、持参されたお薬を直接確認いたしておりますので、ご協力お願いいたします。

 

お薬の重複や飲み合わせをチェックするために

 

「かかりつけ薬局」をつくりましょう!開業医を含めた他の病院で処方されたお薬との重複や飲み合わせなどをチェックすることができます(これも医薬分業の大きなメリットです)。

おくすり手帳を上手に利用しましょう!

 

お薬は正しく服用しましょう

薬は適正に使用すれば、有効で安全なものですが、使用方法を誤ると、思わぬ副作用が出たり、効果が出ず症状が悪化することもあります。指示された量、回数、時間を守り、正しく服用しましょう。
自分のお薬を他の人にあげたり、他の人のお薬をもらってのまないでください。症状や体質が異なると思わぬ副作用が出る場合があります。

薬について疑問などがある場合は、医師または薬剤師にご相談ください。