内科

当科の特色と内容

腎疾患専門医を中心に外来を担当しております。

※外来日は外来担当表をご覧ください

一般内科外来対応

さまざまな種類の症状を受け入れており、特に糖尿病、内分泌、腎疾患を中心に内科一般の疾患について広く診療しております。
緊急で、血液・尿検査、心電図、放射線・CT検査体制があり迅速に対応しています。その他、腹部超音波・内視鏡検査等随時対応しており、かかりつけ医として診断と治療にあたっています。

慢性腎臓病保存期の外来

・腎疾患専門外来と連携して診療を行っています。地域のクリニックより慢性腎臓病(CKD)の初診の患者様の紹介受け入れ、慢性腎臓病での腎疾患専門外来受診移行受け入れ窓口ともなっています。その他、紹介元かかりつけ医との併診での診療体制(CKD病診連携)も行っています。*併診とは、毎月の診療はかかりつけ医が行っていて、何カ月に一回は当院の外来で診療する。
・透析導入受け入れ窓口として、医療機関よりの緊急受け入れも行っています。

透析患者の合併症対応

・心血管系合併症の早期発見
透析患者さんは、心血管系合併症で亡くなる方は全体の33.7%にもなるといわれています。(日本透析医学会統計調査)
心血管系合併症はそれ自体が生命を脅かす重篤な疾患です。心臓の冠動脈疾患のスクリーニングを行い病変を早期発見し、早期の治療を行う必要があります。このために心電図や心臓超音波検査を行うことができます。さらに、冠動脈CT検査体制を整備しています。心臓CTは心臓カテーテル検査より身体に負担の少ない状態で冠動脈狭窄の程度を観察することができます。
・睡眠時無呼吸症候群の治療体制
睡眠時無呼吸症候群が、高血圧、虚血性心疾患などに関連していることが示されています。仁真会透析患者さんでは、簡易検査として自宅でも取り扱い可能な機器を使って睡眠時の動脈酸素飽和度を測定し、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングをしています。
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合には、入院によりPSG(睡眠ポリグラフ検査)により診断を行い、治療につなげています。