放射線技術科
放射線科について
はじめに
白鷺病院は地域医療にも積極的に取り組んでおり、特に腎尿路系疾患に対しては、合併症などの早期発見に努めるべく一般撮影、CT、骨密度測定、造影検査(胃透視、注腸)を定期的に行っています。また透析でのシャントトラブルの治療を行うなど、透析患者様により良い透析をして頂くことに努めております。
尚、放射線検査で分からないことがありましたら気軽にスタッフにお声をおかけください。
検査装置紹介
- 白鷺病院
CT装置、X線TV装置(2台)、X線骨密度測定装置、一般撮影装置、ポータブル撮影装置、Cアーム(手術室専用透視装置) - 白鷺診療所
X線TV装置 一般撮影装置 - 白鷺南クリニック
一般撮影装置 - 北巽白鷺クリニック
一般撮影装置 - 藤井寺白鷺クリニック
一般撮影装置
CT装置 (キヤノンメディカルシステムズ Aquilion PRIME)
当院では、CT装置が2015年に4列CTから80列CTにリニューアルし、最新の画像処理装置も導入しました。
0.5mm×80列(160スライス)検出器と0.35秒回転のヘリカルスキャンにより、広範囲を高速かつ高分解能で撮影。被ばく低減技術により高画質はそのまま最大75%の被ばく低減が可能となり、あらゆる側面からみて患者様にやさしい装置です。
最新の画像処理装置により心臓や広範囲の血管撮影ができるようになった為、心筋梗塞を初め全身の血管狭窄などの診断も可能になりました。
当院の透析患者様の冠動脈CT、下肢動脈CTなど新たな撮影領域にも取り組んでいます。
X線TV装置 (キヤノンメディカルシステムズ Ultimax-i)
主な検査
- TV撮影室 消化管造影等を行っています。
- カテーテル操作室 シャント造影 PTAを行っています。
Cアームの柔軟な動きと起倒寝台との組み合わせで、全身を多方向から観察でき、様々な検査に幅広く対応。
PTA(経皮的血管形成術)について
当院では、年間1200件以上の治療を行っております。
仁真会透析患者様のみならず、近隣の透析施設からのご要望は、アクセス外来にて承っております。
X線骨密度測定装置 (ホロジック社 Horizon A)
2015年10月に骨密度測定装置を更新しました。
DXA法による腰椎、腰椎側面、大腿骨、全身、前腕の骨密度測定装置。
骨密度装置によって得られる情報
- 骨折を起こす前の骨減少症や骨粗しょう症の発見
- 将来骨粗しょう症に罹患するリスクの予想
- 定期的な測定による骨量減少速度(疾患の進行)の評価