投薬ガイドライン

透析患者に対する投薬ガイドラインの作成・整備

透析患者を含むCKD患者さんは、特に腎排泄型薬剤の中毒性副作用のリスクが高まります。しかしながら、医薬品の添付文書には、CKD患者への投与方法が明確に記載されていないものが多いのが現状です。

そこで、我々白鷺病院の薬剤科では、国内および海外文献の調査や自施設の研究結果などをもとに、1991年より「透析患者に対する投薬ガイドライン」を作成し、改訂を続けてまいりました。

このガイドラインの特徴は、一般的な医薬品集には掲載されていない【透析患者および保存期CKD患者の投薬方法】や 【CKD患者の薬物動態(PK)パラメータ】、【透析性】、【薬物濃度モニタリング(TDM)のポイント】などが掲載されていることです。 なお、これらのデータは薬剤師が収集・評価・吟味することにより、その信頼性を確保するように務めています。

われわれはすべてのCKD患者さんへより適正な薬物療法が提供されることを願い、この投薬ガイドラインを他施設の医療関係者にも公開しています(2018年現在の登録者のべ7,500名)。薬剤師はもちろん、医師、看護師、その他の医療関係者におかれましても、このガイドラインを利用していただき、CKD患者さんへの適正な薬物療法提供のツールとしていただければ幸いです。

医療関係者の方はこちらへどうぞ。

※注意:このガイドラインは責任をもってデータを評価できる医療従事者の方を対象としたものですので、医療従事者以外の閲覧はお断りさせていただいています。

同意事項

  • 当ガイドラインは、CKD患者に対する投薬に有用と思われる情報を集めたデータベースです。
  • 一般的な使い方および最新の情報については、添付文書やインタビューフォームをご覧下さい。
  • 当ガイドラインは、あくまで医療関係者の参考になるように作成・公開したものであり、これに基づく事故などについては、一切責任は持てません。
  • 当ガイドラインは、正確な情報を掲載するように努力していますが、その正確性について、いかなる責任も負わず、いかなる保証もいたしません。 なお、会員登録に際して、受け取った個人情報は、統計データ以外で利用することはありません。

同意される方は、下記の【透析患者に対する投薬ガイドラインの登録方法】へお進みください。

 

透析患者に対する投薬ガイドラインの登録方法

  • 医療関係者向けであるため、会員登録制とします(無料)。
  • 当方で承認した方のみに、非公開アドレスを送ります。
  • 登録・利用を希望される方は、下記の項目を記入してください。
    は必須項目です。

1)氏名(使用者)
2)所属施設名
3)所属施設住所
4)所属施設TEL
5)所属施設FAX
6)所属部署
7)職業(薬剤師、医師、看護師、臨床工学技士など)
8)連絡先E-mail
9)このガイドラインをどこでお知りになりましたか?
10)その他、ご意見・ご感想など、ありましたらご記入下さい。

登録お申し込みはこちらへ

E-mail:pharma@shirasagi-hp.or.jp

  • このアドレスからのメールが受け取れるように、端末をご設定ください。
  • 閲覧不可能な場合の各個人の端末設定につきましては対応しかねます。ビューワー設定等は、ご自身で行って下さい。

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  • 収集したデータに統計的処理を施し、集約した結果を公表するため
  • 利用状況を把握し、システムの改善や新サービスの開発に役立てるため

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