病院機能評価

白鷺病院は、1998年度にはじめて(財)日本医療機能評価機構による審査を受け、2013年度には一般病院1としての新たな評価(機能種別評価版評価項目3rdG:Vr1.0)で3度の認定更新を受けております。

評価結果は(財)日本医療機能評価機構のホームページでご覧いただけます(当院の評価結果は こちらからご覧いただけます)。

 

日本で唯一の、医療機関の機能を学術的・中立的に第三者評価するために設立された機関である(財)日本医療機能評価機構による病院機能評価は、下図の4領域にわたり、領域ごとに設定された項目ごとに4段階(S:秀でている.A:適切に行なわれている.B:一定の水準に達している.C:一定の水準に達しているとはいえない)で評価されます。

 

1.患者中心の医療推進

患者の視点に立った良質な医療を実践するうえで求められる病院組織の基本的な姿勢についての評価

患者の安全確保や医療関連感染制御に向けた病院組織の検討内容、意思決定についての評価

 

2.良質な医療の実践1

病院組織として決定された事項が、診療・ケアにおいて確実で安全に実践されていることを評価

 

3.良質な医療の実践2

確実で安全な診療・ケアを実践するうえで求められる機能が各部門において発揮されていることを評価

 

4.理念達成に向けた組織運営

良質な医療を実践するうえで基盤となる病院組織の運営・管理状況について評価

 

 

評価内容はたびたび見直されており、見直しのたびに医療機関に求められる内容・水準が上がってきております。評価は、「書面審査」と「訪問審査」からなり、各項目すべてにおいて、原則としてB以上の場合に認定書が交付されます。全国で8558ある病院のうち、この認定書が発行された病院は2353病院あります(2014年1月現在)。

一般病院1というのは、概ね200床未満の病院が対象で「地域に密着し、住民に身近な医療機関として、概ね二次機能(一般的な入院を受け入れる機能) までの医療に対応している比較的規模の小さい病院」とされています。認定を受けることは、第三者から一定水準の医療サービスを提供できていると評価されたものと考えられます。 当院は、この結果に甘んじることなく、腎・尿路系の専門病院としての矜持を保ち、今後もよりよい透析医療と医療サービスの提供を目指して頑張ってまいります。